マスターデータおよびVoiceFormへの変更

ホストシステムのマスターデータに変更を加えた場合、影響を受けるサイトのVoiceFormにおいて対応する編集を行う必要があります。たとえば、VoiceFormのステップIDはVoiceCheckからホストシステムに送信される作業指示データと同期していなくてはなりません。詳細は、VoiceForm Editorおよびプロンプトの作成を参照してください。

VoiceCheck 1.7またはそれ以降をお使いのユーザーはVoiceFormバージョン管理を使用するべきです。VoiceFormバージョンの作成方法については、VoiceFormの作成と編集およびVoiceFormVoicePlanウェブサービスを参照してください。

以下の表は、よくある変更をどのように行うかを示したものです。

データ変更必要な対応

プロンプトフレーズおよびヘルプメッセージの変更

  • VoiceFormステップを随時編集してフレーズを変更します。
  • プロンプトの言葉が変わると、以前の応答を技術者がレビューする際に混乱する場合があることに注意してください。

既存の応答オプションを複数リスト選択プロンプトに変更する

  • アイテムキー(グループコード)が変更されない限り、これらのアイテムの変更にはリストアイテムグループを編集します。
  • VoiceFormステップから参照されている場合既存のグループは編集できないことに注意してください。

既存のリストに新しい応答オプションを追加する

  • アイテムコードとテキスト値を追加するにはリストアイテムグループを編集します。
  • VoiceFormステップから参照されている場合既存のグループは編集できないことに注意してください。
  • 新しい値を受け入れられるようホストシステムが更新されていることを確認してください。

新しい検査チェックの追加

  • ステップ情報をcreateAssignmentWebサービスメッセージに追加し、VoiceCheckにインポートします。
  • 正しいステップIDを持つステップをVoiceForm Editorを使ってVoiceFormに入力します。
  • 新しいステップを複数リスト選択プロンプトで定義した場合、リストアイテムグループを編集して関連する応答オプションを新しいアイテムコードで追加してください。
  • VoiceFormステップから参照されている場合既存のグループは編集できないことに注意してください。

まったく新しい検査対象を追加する

  • 正しいステップIDを持つ新しいステップをVoiceForm Editorを使ってVoiceFormに入力します。
  • 複数リスト選択プロンプトで新しいステップを定義した場合、リストアイテムグループを編集して新しいアイテムコードで新しい応答オプションを追加します。
  • VoiceFormステップから参照されている場合既存のグループは編集できないことに注意してください。
  • createAssignmentウェブサービスメッセージを使って新しい検査プランに必要なすべてのデータをVoiceCheckにインポートします。

発音の正しくないプロンプトの修正

ステップIDの変更

  • 代わりの新しいステップを作成し VoiceForm に保存します。
  • システム内のどの作業指示にも参照されなくなるまで元のステップをそのままにしておきます。
  • ウェブサービスメッセージを更新して必要なところに新しいステップを含めます。

ステップ内のプロンプトタイプ、条件または表示IDの変更

  • すべての作業指示が完了し、エクスポートされ、VoiceCheckからパージされるまで待ちます。この方法により、ステップがどの作業指示にも参照されないことを確実にできます。
  • VoiceFormを編集して必要な変更を行います。
  • 変更したいステップが別のステップの条件文や表示設定で参照されている場合、プロンプトタイプは変更できません。

ステップの削除

  • すべての作業指示が完了し、エクスポートされ、VoiceCheckからパージされるまで待ちます。この方法により、ステップがどの作業指示にも参照されないことを確実にできます。
  • VoiceForm Editorでステップを選択し、選択したステップの削除アクションリンクをクリックします。
  • 条件文や表示設定で別のステップから参照されている場合ステップ件は削除できません。
  • VoiceFormファイルを保存し、VoiceCheckサーバの適切な場所にインポートします。

VoiceFormで情報を変更または削除する際には細心の注意を払ってください。データが見つからないことでHoneywell Voice Maintenance & Inspection Solutionコンポーネントの同期がとれなくなり、現在および将来の作業指示の破損につながる恐れがあります。