Androidアプリケーション

サポートされる環境

Android 
オペレーティングシステムAndroid 11
言語英語(US)、日本語、スペイン語(ラテンアメリカ)、スペイン語(ヨーロッパ)、ドイツ語、フランス語(カナダ)、フランス語(フランス)、オランダ語(オランダ)
端末アプリケーションはAndroid 11を実行する端末で動作します。

詳しくは以下のリストを参照してください。
ヘッドセットHoneywell SRX3

サポートされるHoneywell Android端末

  • Honeywell CT40 (Android 11)
  • Honeywell CT40XP (Android 11)
  • Honeywell CT45 (Android 11)
  • Honeywell CT60 (Android 11)
  • Honeywell CT60XP (Android 11)

サポートされる機能

Voice Inspection Androidアプリケーションでは現在以下の言語ならびに機能がサポートされています。

言語機能
トレーニング済みボキャブラリーSpoken Long ListVoiceNote / メモ
英語
スペイン語(ラテンアメリカ)

スペイン語(ヨーロッパ)

ドイツ語
フランス語(カナダ)
フランス語(フランス)
日本語  
オランダ語(オランダ)

 

Voice Inspection Androidアプリケーションは現在分数ならびにSupervisor Audio機能はサポートしておりません。

Spoken Long List

話者非依存機能を使ってリストアイテム用の個別のテンプレートをトレーニングすることができます。音声リストのテンプレートを作成する際には以下のガイドラインに従ってください。

  • リストアイテムは75文字以下にしてください。
  • 話者非依存テンプレートは2桁の数字までしかサポートできません。
  • 次の特殊文字を含むリストアイテムはトレーニングできません:

| ? < " : > + [ ] / ' *

カンマ(,)など他の特殊文字を使用する場合にも注意してください。これらは発話される場合とされない場合がありユーザは違いが判らない場合があるためです。

たとえば、リストアイテムが “red, blue” の場合、ユーザが“red blue”と発話できるテンプレートになります。しかし、リストアイテムが“red , blue”(カンマの前にスペースがある)場合、ユーザが“red comma blue”と発話しないとリストアイテムが認識されません。

パフォーマンス上の理由から、1リストあたりトレーニング未完単語数は最大20語までを推奨し、サポートします。

ソリューション概要

Honeywell Voice Maintenance & Inspection Solutionは複数のコンポーネントおよびアプリケーションを組み合わせて作業員に作業指示を割り当てそれらの結果を記録します。以下の図にHoneywell Voice Maintenance & Inspection Solutionの仕組みを示します。

Honeywell Voice Maintenance & Inspection Solutionは顧客のホストシステム、Vocollect VoiceCheck、および検査を実施する技術者が装着した端末間のデータ転送を利用します。

コンポーネントの機能

  • ホストシステム: ホストシステムは作業指示データを生成しこのデータをWebインターフェイスメッセージを介してVoiceCheckに送信します。技術者が検査を実施した後、ホストシステムは結果をVoiceCheckから受け取りデータレコードを更新します。
  • VoiceCheck: VoiceCheckミドルウェア製品は作業指示データおよびVoiceFormに定義された音声プロンプトを使って音声プランを作成します。そして音声プランをVocollect Talkman端末に送信し、技術者の応答データを端末から受信します。最後に、検査結果をホストシステムに返送します。VoiceCheck はWebベースのグラフィカルユーザインターフェイスが用意されており、検査作業を管理し、追跡することができます。
  • 音声アプリケーションを実行するAndroid端末: Voice Inspection Android アプリケーションを実行するAndroid端末。ユーザは各検査ステップをAndroid端末で見ることができます。
    • Voice Inspectionアプリケーション: Voice Inspectionアプリケーション: このアプリケーションはAndroid端末で実行され技術者と作業指示の間のすべての音声やりとりを管理します。アプリケーションは受信した指示を音声のコマンドに変換します。検査作業指示に含まれる各ステップの実行を技術者に指示し、技術者の応答を出力データに変換してVoiceCheckに返送します。
    • ワイヤレスヘッドセット: SRX3 ヘッドセットをAndroid端末と組み合わせて使用します。ヘッドセットとマイクにより技術者は様々な現場環境で作業指示を聞き、応答することができます。

データマッピング

Vocollect VoiceCheckはデータ要素をホストシステムからマップし、識別し特定の作業タスクを定義し、これらのタスクを音声プロンプトに変換し、作業員に作業の実行と結果の録音を指示し、ホストシステムに結果を返します。

ホストシステムが存在しない場合、VoiceCheck では検査プランを定義し作業指示を作成するGUIページが用意されています。VoiceCheckは一連の一意の識別子を使ってこの処理を完了するのに必要なデータ追跡、マージ、解析を行います。

ホストシステムを使った、あるいは使用しない他のシステムとの検査データ統合