クラスタ環境へのインストール
Windows Server 2008、2012または2016クラスタ環境にアプリケーションをインストールする場合には、以下の手順を実行する必要があります:
- 最初のノードにアプリケーションをインストールします。クラスタ環境にインストールする際には、追加的な情報の入力も必要になる点にご注意ください。
- 次のノードにアプリケーションをインストールします。最初のインストレーションで指定した情報に基づき、ほとんどの情報は既定になっています。ほとんどのケースでは、情報を2番目のノードで変更すべきではありません。
- アクティブ ノードが共通ストレージロケーションへのアクセスを有していることを確認してください。
Windowsサーバのクラスタインストール手順
- スタート > 管理ツールを選択し、フェールオーバークラスタマネージャーを起動します。
- クラスタ構成で、サービスとアプリケーションを選択し、 “サービスまたはアプリケーションの構成…” を選択してアプリケーションウィザードを起動します。
- サービスまたはアプリケーションの選択 画面で“汎用サービス” を選択します。
- 設定するVocollectWebApplicationsVoiceCheckサービスを選択し、利用可能な名前を選択します。
- 記憶域の選択画面で共有クラスタディスクをサービスに割り当てます。
- 続行しウィザードを完了します。新しいサービス構成は サービスとアプリケーションの下に表示されます。
- VocollectWebApplicationsVoiceCheckサービスのプロパティを編集してすべてのStartupパラメータを削除します。
クラスタデータベースへのインストール
クラスタデータベースを使ってVoiceCheckデータを格納するようにVoiceCheckをインストールすることができます。
JDBCフォーマット
Oracle RACにインストールする場合、次のフォーマットでJDBC URLを指定する必要があります。
jdbc:oracle:thin:@(DESCRIPTION=(ADDRESS_LIST=(ADDRESS=(PROTOCOL=TCP)(HOST=10.0.15.2) (PORT=1542))(ADDRESS=(PROTOCOL=TCP)(HOST=127.0.0.1)(PORT=1542)))(CONNECT_DATA=(SERVICE_NAME=vlink.vocollect.int)))
単一のOracle Enterpriseインストールの場合とJDBC URLの指定方法が大きく異なることに注意してください。
jdbc:oracle:thin:@127.0.0.1:1521:orcl
VoiceCheckでクラスタSQL Serverデータベースを使うようインストールする場合は、クラスタのIPアドレスを指定します。クラスタまたは負荷分散SQL Serverデータベースを設定する方法についての詳細は、Microsoftオンラインリソースを参照してください。