ステップ依存関係のルール
ホストシステムから送られる検査プランはVoiceApplicationが条件文において依存ステップを参照されるステップにどうリンクするかを判断できるよう一定のルールに従う必要があります。
このルールが特に重要なのは、プランには1つのステップ内に同じステップIDを持つが異なる依存ステップを有するまたは全く依存関係を持たないものなど多数のインスタンスが含まれる場合があるためです。
検査プラン内でのステップの発生
- 作業指示において参照ステップは依存ステップより前に発生しなければなりません。依存ステップが作業指示内でそれより後に発生する参照ステップを参照している場合、その依存ステップはスキップされます。
- 参照ステップが検査プラン内に見つからない場合、VoiceApplicationは条件を無視して依存ステップを実行します。
- 参照ステップ ID が検査プラン内で1回だけ発生する場合、 その参照ステップは任意の非パーツセクションに存在することができ、依存ステップは任意のセクションに存在することができます。パーツセクションにある参照ステップIDは同じパーツセクションにある依存ステップによってのみ参照可能です。
- 参照ステップIDが検査プラン内で複数回発生する場合、その参照ステップは依存ステップと同じセクション内に存在する必要があり、そのセクション内においてそのステップIDの唯一のインスタンスでなければなりません。
検査プランの例: プラン内に単一の参照ステップ; 依存ステップより前に定義 | 検査プランの例: パーツセクション内に限定された単一の参照ステップと複数の依存ステップ | 検査プランの例: 複数の参照; セクション内に限定された依存関係 | ||
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セクション I ステップ A (参照) ステップ B ステップ C | セクション I ステップ B ステップ C | セクション I ステップ A (参照) ステップ D (依存) ステップ A | ||
セクション II ステップ D (依存) ステップ C ステップ E ステップ C | セクション II ステップ E ステップ F | セクション II ステップ A (参照) ステップ D (依存) ステップ B | ||
セクション III ステップ E ステップ D (依存) | パーツセクション I ステップ A (参照) ステップ E ステップ D (依存) ステップ C ステップ D (依存) | セクション III ステップ A ステップ E | ||
パーツセクション ステップ D (依存) | パーツセクション II ステップ E ステップ C | パーツセクション ステップ A (参照) ステップ D (依存) ステップ G |