トレーニング対象ボキャブラリーの変更

ユーザがトレーニングする必要のあるボキャブラリー単語のセットに単語を追加、またはセットから削除することができます。 ボキャブラリーをトレーニングすることにより音声認識の精度が向上します。 さらに、ボキャブラリー認識の感度を下げたり、上げたりすることができます。 ボキャブラリー認識のしきい値を変更することにより、雑音が音声として認識される間違いを減らすことができます。

トレーニング対象ボキャブラリーの追加

  1. Inspectionタブで、モバイルアプリの設定セクションを探します。
  2. モバイルアプリの設定セクションで、ボキャブラリーをクリックします。 トレーニングボキャブラリーの編集ページが開きます。
    トレーニングするボキャブラリーで、作業員にトレーニングを実施させて認識精度を高めたい単語を選択します。
    • リストアイテムグループのテキストフィールドにある単語を選択することができます。 単語を追加するには、リスト項目の追加または編集を参照してください。
    • 作業員にトレーニングさせたい単語の横にあるボックスを選択します。
    • これにより、テンプレートのトレーニングを行っていない作業員に対して、選択された単語をトレーニングするよう次のログイン時にプロンプトされます。
  3. 変更内容の保存またはキャンセルをクリックします。

トレーニング対象ボキャブラリーの削除

  1. VoiceForm Editorで リストアイテムページを表示します。
  2. トレーニングボキャブラリーの追加/削除をクリックします。 トレーニングボキャブラリーの編集ページが開きます。
    トレーニングするボキャブラリーで、作業員にトレーニングさせる必要のなくなった単語の選択を解除します。

トレーニングを済ませた作業員からボキャブラリーを削除したい場合には、 作業員テンプレートの管理を参照して個別の作業員から単語を削除する方法を確認してください。

しきい値設定

トレーニングボキャブラリーの編集ページには、しきい値設定セクションもあります。 しきい値を0(規定)より上に設定することで、周囲の雑音がボキャブラリーの単語として認識されるのを防ぐことができます。 しかし、しきい値を高く設定しすぎると、作業員が発話を繰り返さなければならない結果になるかもしれません。

しきい値設定では音声認識のしきい値をすべての作業員に対して調整することができます。 作業員レベルでのしきい値設定のほうが柔軟ではありますが、特定の状況ではこの機能を使用しなければならない場合もあります。

しきい値は0から5の間で調整できますが、一般には0から1.9までの範囲が推奨されます。既定は0です。

2から3の間の設定は注意して使用してください。 Honeywellは3.1以上の設定を推奨していません。