トラブルシューティング

このセクションでは、Honeywell Voice Maintenance & Inspection Solutionの使用またはメンテナンス時に遭遇するよくある問題の解決方法についてのアドバイスを紹介します。

技術者がサインオフするのを忘れた

問題: 作業指示が現在のシフトにいない作業員に関連付けられているために作業できない。

考えられる原因: その作業指示を作業していた作業員がサインオフするのを忘れた。

解決策VoiceCheckユーザインターフェイスの作業員ページを使って、技術者をサインオフさせることができます。このページで技術者の作業員レコードを選択し、選択した作業員のサイン オフアクションリンクをクリックします。

テンプレートトレーニング後、技術者が単語の再トレーニングを指示された

問題: 技術者が音声テンプレートのトレーニングを終了しているのに、音声アプリケーションを実行して作業を始めようとすると端末が単語の再トレーニングを指示する。

考えられる原因: 最初のトレーニング時に音声認識エンジンが単語の判別ができなかった。

解決策: 端末メニューを使って単語を再トレーニングします。必要であれば、作業パッケージの組み込みトレーニングリストにこの単語のもう1つのインスタンスを別の単語の組み合わせ追加します。

"作業を読み込めない" というメッセージが発生する

問題: 端末が、 "作業を読み込むことができませんでした。 データを処理しています。" というメッセージを発する。データを処理しています。"

考えられる原因: 技術者はサーバに送信すべき重要なデータを持っているが、ネットワークがダウンしているまたはWiFi ネットワークの範囲外に出ていて送信することができない。

解決策: サーバが問題なく動作中であれば、技術者はWiFiの範囲外に戻ってください。問題が継続する場合、端末の電源を切入する、作業を再度読み込む、端末を再起動する、またはVoiceCatalyst MIを再度読み込むことを試してください。

端末のビープ音が止まらない

問題:Talkman 端末とVoiceCheckの間でデータ送信に遅延がある。

考えられる原因: ネットワークの混雑またはその他の問題で速度の低下やデータ通信の中断が発生している。

解決策: その場所でネットワークの問題が報告されていない場合、技術者はデータ転送が完了するまで数分間待ってください。ビープ音が続くようであれば、VoiceConsoleで端末ログを確認して問題の診断を行います。端末ログの有効化についてはVoiceConsoleオンラインヘルプを参照してください。

完全に充電しても端末がデータを取得できない

問題: Talkman端末が電池なしの状態で放置された、あるいは端末が充電されないまま電池が完全に放電するまで放置され、端末の時計の電池が空になった。(時計の電池は端末の電池が充電されていない状態では1、2日後に電池切れとなります。)端末が再び完全に充電されても、端末がVoiceConsoleに接続できません。ネットワークタイムサーバが使用できないまたは使用されていません。

考えられる原因: WiFi ネットワークの問題がデータ通信を妨げている、あるいは端末とVoiceConsoleの間のSSL認証が失敗しています。端末の時計の電池が完全に放電すると、再充電および電源投入後端末の時計は2000年1月にリセットされます。端末がVoiceConsoleに接続しようとすると、端末の日付がSSL証明書の日付範囲外であるためSSL認証が失敗します。

解決策: ネットワークタイムサーバが機能しており、端末プロファイルでNTPが選択されていて正しいサーバを指していることを確認します。端末プロファイルに日付パラメータを追加します。既存の端末プロファイルに基づいて新しい端末プロファイルをVoiceConsoleで作成し、次のパラメータを現在の日付で追加します。

[HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Vocollect] "DefaultDate" = "MM/DD/YYYY"

現在使用中の証明書の有効な日付範囲についてはシステム管理者に確認してください。

ホストシステムがデータの提出を拒否する

問題: VoiceCheckからホストシステムに送信する作業結果が、ユーザインターフェイスのレビューと提出ページでエラーになる。

考えられる原因: エラーメッセージが原因を示しています。エラーの理由には下記が含まれますが、これに限りません。

  • ホストシステムの別のユーザがデータをロックしている
  • 結果を提出しようとしているユーザがホストシステムに適切な権限を持っていない
  • 1つまたは複数のステップがホストシステムに適切な権限を持たないユーザにより実施された
  • 1つまたは複数のステップが既にホストシステムで完了しているが、ホストシステムでは各ステップに対して1回ずつしか結果の入力を許可していない

解決策: アクセスの問題やデータ競合の問題を解決し、技術者にもう一度結果の提出を行わせます。それ以外の場合、ホストシステムに対して手動で入力が必要になるかもしれません。

写真ファイルをアップロードするとシステムエラーになる

問題: 画像のアップロードの際に必ず問題が起こりシステムがエラーを生成する。GUIには、"Error sending image, try again" と表示され、システムログにはJavaヒープ空間エラーが "OutOfMemoryError:Java heap space" と記録されます。

考えられる原因: 画像ファイルが10MBを超えている。

解決策: 小さい写真サイズとなるような機器または機器設定を使用します。あるいは、次の手順を実行してサーバのJavaメモリ設定を変更してください。

  1. Vocollectディレクトリ下のTomcatインストールのbinフォルダの下のVocollectWebApplicationsVoiceCheckw.exeファイルを実行します。
  2. Javaタブをクリックします。
  3. ベースMaximum Memory Pool設定の値を増やします。
    • 負荷の小さい運用の場合ベース1024 MBを推奨します。
    • 作業員2500人まではベース2048 MBを推奨します。
    • 内製文字起こしエンジンの場合1024 MBを追加します。
    • 常に大きな写真ファイルをアップロードする場合メモリをさらに追加します。
  4. 必要に応じてInitial Memory Pool設定を変更します。
    • 負荷の小さい運用の場合512 MBを推奨します。
    • 作業員2500人までは1024 MBを推奨します。
  5. スレッドスタックサイズを設定します。(1024 KB推奨)
  6. OKをクリックしてこの設定を保存します。
  7. Tomcatサービスを再起動します。

VoiceNoteの文字起こし要求が失敗する

問題: 自動文字起こしがVoiceNotesで機能していない。VoiceNoteの録音に対応するテキストが作業指示のレビューと送信ページに表示されない。

考えられる原因: 再起動後の最初のクライアントからの要求に人間の声が含まれない音声ファイルが含まれていた場合、音声認識エンジンがクラッシュすることがあります。

解決策: 文字起こしサーバを再起動します。

Vocollect Transcription ServerはスタンドアロンWebサービスとして動作します。VoiceCheckサーバはこのWebサービスにクライアントとして接続し、自動音声文字変換のために音声ファイルを送信します。

  1. Vocollect Transcription Serverを実行しているホスト(VMまたはその他)にログインします。(この手順はWindowsオペレーティングシステムを仮定しています。)
  2. スタート > ファイル名を指定して実行をクリックし、"services" とキー入力します。Enterをクリックするとservicesアプレットが開きます。
  3. Vocollect Transcription Serviceを探し、選択します。
  4. 再開リンクをクリックします。サービスはすぐに再開されます。

文字起こしサーバの再起動は数秒のダウンタイムで済むはずです。この間、VoiceNoteの自動文字起こしはできません。しかし、VoiceCheck サーバは拒否された要求をすべて自動的に再送信します。再起動を行っても文字起こしには若干の遅延が発生するだけです。