VoiceCatalyst M&I for PC
VoiceCatalyst®MP M&I for Windows はHoneywell VoiceCatalyst 2.3 をベースに構築されています。
システム要件
- VoiceConsole 5.0またはそれ以上
- Windows 7, 8, または 10
VoiceConsoleはVoiceCheck 1.7およびそれ以前を実行するTalkman端末でサポートされています。
以下は最小構成要件です。より高速なプロセッサ、より大きなハードドライブ、より大きなメモリを使用することでパフォーマンスが向上します。
- 1 GHzまたはそれより高速な32-bit (x86)または64-bit (x64)プロセッサ
- 1GB RAM(32-bit プロセッサの場合)、2GB RAM(64-bit プロセッサの場合)
言語サポート
言語 | 音声名 | 言語コード | 性別 | 調整可能なピッチ |
---|---|---|---|---|
アメリカ英語 | English (United States) 6 | en_US_6 | 男性/女性 | はい |
ドイツ語 | German (Germany) 3f | de_DE_3f | 女性 | はい |
German (Germany) 3m | de_DE_3m | 男性 | はい | |
German (Germany) 6 | de_DE_6 | 男性/女性 | はい | |
ラテンアメリカスペイン語 | Spanish (Mexico) 2 | es_MX_2 | 男性/女性 | はい |
Spanish (Mexico) 6 | es_MX_6 | 男性/女性 | はい |
ヘッドセット要件
Vocollect SRX3およびファームウェアバージョン3.12以降が推奨されます。推奨されるファームウェアバージョンでないヘッドセットの組み合わせを行おうとすると、VoiceCatalyst MP組み合わせダイアログにその旨を伝えるメッセージが表示されます。古いバージョンのファームウェアを使うことは可能ですが、音声の問題が生じる可能性があります。ヘッドセットの電源を切り、入れなおすことでこの問題は解決できます。
ヘッドセットのファーウェアを新しいバージョンにアップグレードすることにより、それまでに使用していた他の端末との使用に影響が生じることはありません。
最も優れた音声性能のためには、SRX3ヘッドセット使用中、Bluetoothアダプタから3メートルまたは約9.5フィート以内にいることをお勧めします。
その他のテスト済みの構成
以下はこのリリースでテスト済みの端末および周辺機器のリストです。
- AD-400-1 Bluetooth USB Adapter for VoiceCatalyst MP
- Dell Latitude E5440
- Dell Latitude E6420
- Dell Inspiron 15R
- Dell Precision Tower 5810
- Microsoft Surface Pro
- Intermec SF61 Bluetooth Scanner
VoiceCatalyst for PCについてのより詳しい情報は、VoiceCatalyst MPオンラインヘルプを参照してください。
ソリューション概要
Honeywell Voice Maintenance & Inspection Solutionは複数のコンポーネントおよびアプリケーションを組み合わせて作業員に作業指示を割り当てそれらの結果を記録します。以下の図にHoneywell Voice Maintenance & Inspection Solutionの仕組みを示します。
Honeywell Voice Maintenance & Inspection Solutionは顧客のホストシステム、Vocollect VoiceCheck、および検査を実施する技術者が装着した端末間のデータ転送を利用します。
コンポーネントの機能
- ホストシステム: ホストシステムは作業指示データを生成しこのデータをWebインターフェイスメッセージを介してVoiceCheckに送信します。技術者が検査を実施した後、ホストシステムは結果をVoiceCheckから受け取りデータレコードを更新します。
-
Vocollect VoiceCheck: VoiceCheckミドルウェア製品は作業指示データおよびVoiceFormに定義された音声プロンプトを使って音声プランを作成します。そして音声プランをVocollect Talkman端末に送信し、技術者の応答データを端末から受信します。最後に、検査結果をホストシステムに返送します。
VoiceCheck はWebベースのグラフィカルユーザインターフェイスが用意されており、検査作業を管理し、追跡することができます。
- Vocollect VoiceConsole: 管理者はVoiceConsoleを使ってTalkman端末を設定および管理します。
- Vocollect Talkman A730 端末: Talkman A730 はVoiceCatalyst MI音声ソフトウェアを実行します。これは受信した指示を音声のコマンドに変換するものです。検査作業指示に含まれる各ステップの実行を技術者に指示し、技術者の応答を出力データに変換してVoiceCheckに返送します。
- Inspection Voice Application: この音声アプリケーションはTalkman A730 で実行され技術者と作業指示の間のすべての音声やりとりを管理します。
- Vocollect ワイヤレスヘッドセット:SRX-SLおよびSRX3ヘッドセットはTalkman A730 端末と組み合わせます。ヘッドセットとマイクにより技術者は様々な現場環境で作業指示を聞き、応答することができます。
- 表示端末: ユーザは各検査ステップを、サポートされるブラウザが動作するモバイル端末あるいはPCで見ることができます。
データマッピング
Vocollect VoiceCheckはデータ要素をホストシステムからマップし、識別し特定の作業タスクを定義し、これらのタスクを音声プロンプトに変換し、作業員に作業の実行と結果の録音を指示し、ホストシステムに結果を返します。
ホストシステムが存在しない場合、VoiceCheck では検査プランを定義し作業指示を作成するGUIページが用意されています。
ホストシステムを使った、あるいは使用しない他のシステムとの検査データ統合
VoiceCheckは一連の一意の識別子を使ってこの処理を完了するのに必要なデータ追跡、マージ、解析を行います。