文字起こしサービスエンドポイントの設定
VoiceCheckにはVoiceNoteおよびメモから文字起こしを行う文字起こしエンジンが内蔵されています。このエンジンは基本的な、一般的な英語のボキャブラリーしかサポートしていません。外部サーバでは英語、ドイツ語、フランス語(カナダ)、スペイン語の文字起こしをサポートすることができます。Honeywellは業界特有のボキャブラリーを使用する検査作業向けにカスタマイズした外部文字起こしサーバを使用することをお勧めします。
Honeywell Voice Maintenance & Inspection Solutionで使用できるその他のの文字起こしサービスもあります。詳しくはHoneywell担当者にお問い合わせください。
1つまたは複数のサーバにカスタム文字起こしサービスをインストールした場合、文字起こしサービスエンドポイントを設定しVoiceCheckがREST Webサービスを使って正しく VoiceNotesを送受信できるようにする必要があります。
方法:
GUIの管理セクションからシステム設定を表示し、システム設定の編集アクションリンクをクリックします。
文字起こしサービス設定で、サービスエンドポイントのアドレスを指定します。
- 文字起こしサービスエンドポイント: 各WebサービスエンドポイントのURLを個別の行に入力します。Webサービス接続はセキュアな接続(HTTPS)を使用することも通常のHTTPを使用することも可能です。
複数の言語をサポートし言語コードに基づいたリダイレクトを行うには、URLにロケールを使用することによりVoiceCheckシステムがURL内のトークンを適切なロケールで置き換えます。トークンがURLに指定されていない場合、すべてのVoiceNoteは前と同じURLに送信されます。
例:
http://TranscriptionServer:8089/transcription/{locale}_Generic_1.6_m1
あるいは
http://TranscriptionServer:8089/{locale}/transcription
複数の言語に対応するには、各言語の文字起こしサービスが同じホスト上の異なるURL下で実行されているか、あるいはホスト名に言語コードが含まれていなくてはなりません。
文字起こしサーバが故障した時にVoiceNoteまたはメモが文字起こし処理中であった場合、その文字起こしはサーバが復旧するまで完了しません。複数の文字起こしサーバを使った実装であっても、影響を受けた文字起こし処理は別のノードにフェイルオーバしません。