SRX3フリップ消音機能

この機能はVoiceCatalyst 4.2)またはそれ以降を必要とします(A700x)。
この機能はVoiceCatalyst 2.5)またはそれ以降を必要とします(A500/A700)。

SRX3ヘッドセットにはマイクを上げて消音する機能があります。

  • マイクのブームが下がっている(水平、口元の位置にある)ときには、マイクはアクティブです。
  • マイクのブームを上に向ける(垂直にする)と、マイクは消音になります。
  • ほとんどのケースでは、マイクを水平から垂直にすると端末上でPlay/Pauseボタンを押して一時停止するのと同じように機能します。
  • ほとんどのケースでは、マイクを垂直から水平にすると端末上でPlay/Pauseボタンを押して開始または再開するのと同じように機能します。

フリップ消音機能はSRX3ヘッドバンドにSRX3電子モジュールが取り付けられている場合にのみ機能します。 フリップ消音機能はSRX2ヘッドバンドにSRX3電子モジュールを取り付けても機能しません。

フリップ消音機能とVoiceCatalyst

フリップ消音機能の設定については以下のパラメータを参照してください:

SleepWhenSRXBoomRaisedWhenWorking

FliptoMuteEnabled

VoiceCatalyst メニュー

  • マイクのブームが上がっている場合、雑音サンプルとテンプレート再トレーニングのオプションは端末メニューに表示されません。
  • マイクのブームが下がっている場合、雑音サンプルとテンプレート再トレーニングのオプションは端末メニューに表示されます。

雑音サンプルまたはテンプレートのトレーニング/再トレーニング

  • これらのオプションはマイクのブームが下がっている間のみアクセスできます。
  • これらのオプション実行中にマイクのブームを上げると端末は休止状態になります。

作業中

  • 作業員は、マイクのブームが下がっているときにのみ作業を進めることができます。
  • マイクのブームがあげられると、端末は作業の実行を続けますが、端末は作業員の声に反応しません。
  • 作業中にマイクのブームが上げられ、ブームが上がっている間に作業員が[再生/一時停止]ボタンを押すと、端末は「おやすみなさい」と言って休止状態になります。

作業員または作業が読み込まれていない場合

マイクのブームを上げ下げしても作業員を読み込むプロンプトは開始されません。 作業または作業員を読み込むには[再生/一時停止]ボタンを押さなければなりません。

  • マイクのブームを上げ下げしてもプロンプトは中断されません。
  • [再生/一時停止]ボタンを押すとプロンプトが中断されます。

切断し同じヘッドセットに再接続

切断し同じヘッドセットに再接続すると端末は休止状態にになります。

  • 再接続したときにマイクのブームが下がっていると、必要に応じて雑音サンプルが実行されます。 必要なければ作業が続行されます。
  • マイクのブームが上がっている場合、端末は休止状態のままです。

切断し異なるヘッドセットに再接続

切断し異なるヘッドセット(関連づけが異なるまたは存在しない)に再接続すると端末は休止状態にになります。

  • ヘッドセット接続時にマイクのブームが下がっていると作業員読み込みプロンプトは開始されません。
  • マイクのブームを水平な位置に動かすと作業員読み込みプロンプトが開始されます。
  • プロンプトは端末の[再生/一時停止]ボタンを押すことで開始できます。 この場合、マイクを上げ下げすることでプロンプトをキャンセルすることはできません。